最近

ここ1ヶ月半
週末自転車に乗りに行くようにしている(お出かけ時は除く).
週2回は走るようにしている(1回30分だけだが).


先週から
フットサルに週一回参加
バドミントンサークルにも行き出した(これも週一回)


山登りという、筋肉*1&心肺に負担をかけない運動によって、運動してきたつもりでいたために、体力、運動能力の衰えが凄まじい.今年29歳だが、決して年齢のせいばかりではない.サボってきたせいだ.
しばらくキツいが、身体が思い通りに動くようになればもっといろいろ楽になる.と、言っても周りは誰もついてこないから自己満足なんだけど.


会社でも月一回若手の自主勉強会を再開.毎回新しいことを発表するようにしていきたい.知識を深めること、幅を広げること、それを皆で共有すること.続けることによって単に頑張るだけでは出てこない何かが産まれることを期待して.


今は喉と気管をやられて.運動は自粛.まあ腰を落ち着けて勉強する良い機会だ.風邪も早く治したいし.

*1:ライミングは筋肉に負担かけるが、場所が極めて限定的

ジャパンカップ観戦

月火と出張.座って聞いているだけなのだが、業務と直接関係ない上、夜は飲まされてかなり消耗(逆に学会は疲れても、気分的には盛り上がってかなり楽しめるのだが).疲れが抜けぬまま水曜夜にサッカーに行ったら翌日から風邪気味、、、、、、低空飛行 orz


今回は同僚のドイツ人と観戦.彼は自転車競技も結構好きで、フォイクトも好き.でもドイツ人はメディアの影響か、誰も彼も自転車=ドーピングとすぐ言い出すのが玉にキズである(まあ否定できない事実ではある).


出発が遅れ、多気山の駐車場に着いたのは9時過ぎ.既にいっぱいで、ろまんちっく村に駐車.スタート地点に着いたのは9時半.駐輪場所探しでうろうろし、サクソバンクのスタートサインでは旗を振り損ない、スタート直後の観戦も人の波にはばまれてよく見えず.全てにおいて後手後手.やっぱ早くに来なきゃダメだよなぁ(今回はドイツ人同伴で、「ちょっとあいつ(と日本人)はクレージー」みたいな誤解されたくなかったので、あまり無理に引き回さず、苦笑)
選手の2周回目から古賀志の登りに移動.5周回目までカピバラさん御一行のちょっと下で応援した後、峠頂上から古賀志岩前の道路を迂回してコースを(だいたい)一周.


ラスト3周回、中坪付近で目の前でのフォイクトさんのアタックに興奮し、最終回はスタート直後の坂で応援.クリスが先頭を走っていてさらにヒートアップ.次の集団ではラーションがこっちに向かってボトルを投げてくれたのだけれども(恐らく)、あの大観衆の中でゲットするのは不可能.はなっから諦め.


クリスが先頭でゴールに入ってきてくれたのは嬉しかったですよー.
とりあえず興奮して、サクソバンクの選手がフィニッシュする度に.名前を叫びまくる.表彰式でも旗を掲げて、クリスに声援.ただのアホ男でした.
ちなみに表彰式待ちの際、なぜかモルコフとニキが人でギュウギュウの表彰台前を自転車で通過して行ったので、呼び止めて握手させてもらったのでした.
表彰式後は選手のところに押し掛ける気が湧かず、さっさと退散.来らっせ2で駐車場代分以上餃子を食べまくった.


ところで、、、、、私がジャパンカップに来るのはレースのスピード感を肌で感じたいから.鳥肌が立つような終盤のアタック、そのスピードはテレビでは分からない.先頭から千切れながら必死でゴールを目指す選手の姿も良い.応援は第一目的ではないし*1、レースを観戦に来ている訳でもない.観戦だったらオーロラビジョンの前で見ていればいいが、それならばテレビを見ていることと変わらない.
そういう意味ではやはりラスト2周回は古賀志の登りを見るべきだったと思う.今回は一周してそのままフィニッシュ付近にいることになってしまったが、そして運良くクリスが勝ったので喜ぶこともできたが、うーん、来年からは古賀志にいよう.フィニッシュよりも単独で古賀志を登るクリスの方を見たかった.そしてレースのスピードをもっと感じるため、Jツアーも見に行こう.


ちょっと気になったのだが、選手通過の合間(最後尾の車から露払い車まででだいたい15分くらい)に自転車で移動していたら、田野付近で「降りて歩け」と注意されてしまった.年々観客が増えていて、万が一の事故を防ぐための処置なのだろうけれども、車の通過しない15分間までも歩かせる意味はあるのだろうか?かなり疑問に思ったが、決まり事は絶対守るドイツ人ととっても真面目な(?)私のコンビだったので、係員が全くいない田野からの道*2も含め全部歩きました.
でも歩かせるのはやっぱり意味が分からない.レースの注意事項を見ても、自転車に乗る際は注意と書いてあるだけで、乗るなとは書いてない.明文化するほどの根拠はないけれど、規制しないと心配なのだろうな.悪く言えば日本的事なかれ主義なのだろうけれど、こういう厳しい線引きをしないと危険行為の可能性が排除できない以上、無意味な規制とは言えないかな.
いずれにせよ、レースを一生懸命運営している方々を一方的に批判はできないな.

*1:まあ第二目的かな.写真撮るよりは旗振ってる方が好きかな

*2:他の方々は皆乗ってましたが、意地で歩く.おかげで(?)ケスデパのボトルゲット

ノーベル化学賞

リボソームの研究でした.生物学(正確には生化学)でした.
3年前がコーンバーグのRNAポリメラーゼでしたが、何やらつながりを感じます.
http://nobelprize.org/nobel_prizes/chemistry/laureates/2009/
リボソームというのはタンパク質合成装置のことです.核内でDNAを鋳型にしてRNAが転写され(DNAという地図を元に第二設計図のようなRNAがつくられる)、そのRNAの設計図通りにアミノ酸が重合してタンパク質が作られます(RNAに書いてある並び通りにアミノ酸がくっついてく.それが大きくなったものがタンパク質:正確に言うとポリペプチドか.このポリペプチド酵素としての機能を示すように折り畳まれます).
この「RNAをもとにアミノ酸が重合される場所」が「リボソーム」です.リボソーム自体は2種類のRNAと多くのタンパク質からできています.
生命というのは数千種類のタンパク質の酵素活性によって営まれます.このタンパク質の合成装置であるリボソームの機能解析は生物学上非常に重要です.


受賞者3人の仕事はこのリボソームRNAX線結晶構造解析を用い、その立体構造を明らかにしたことです.この構造を明らかにすることが、リボソームのメカニズムを解明するとっかかりになります.実際アミノ酸を重合する活性部位にタンパク質が存在しなかったことから、RNA自体が酵素活性をもつことが明らかになったとか.
詳細はこちら

今年のノーベル医学生理学賞

既に名声を得た研究者にノーベル賞と言っても今更、、、という気もしないではないが、自分のよく知らない分野での功績や科学の歴史を知る意味でも良い賞だと思う.


http://nobelprize.org/nobel_prizes/medicine/laureates/2009/
テロメアテロメアーゼの研究に対して.ちょっと前にトムソンが予想していたのが大当たりでした.私が大学に入学した年(1999年)にはもう当たり前のようにCellに書かれていたけれど、精力的に研究されていたのは80年代前半なんですね.28年か、、、、、別に近い研究をしていた訳でもないので、大した感慨もないが.


http://nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2009/index.html
物理学賞は光ファイバーとCCSの研究.のようだ.詳しいことはよく分からん(←だったら読め).


明日は化学賞です.誰だろう(←興味あり)
昨年が生物学分野だったけれども、ここ10年では有機2回、物化3回、分析1回、生物4回.分野のバランスは関係ないかもしれないけれど、一昨年が鉄上でのハーバー・ボッシュ機構の解明(物化)、昨年は生物でも分析ちっくだったし、今年は生物学(生化学)かなぁという気がしないでもない.
トムソンの予想だと、色素増感太陽電池、DNAの電荷移動、不斉アルドール反応*1.物化×2、有機×1.

*1:向山アルドール反応は?

初ごけ

午前雨予報だったが、朝起きたら陽が射している.レーダーでもほとんど雨雲なかったので乗りに行ったが、峠の登りにさしかかったところで雨が降り出す.涼しいからちょうどいいと走っていたところ、苔の上ですってんころりん(右側に転倒).登りで18 km/h程度しか出ていなかったので大したことはなかったけれども、ロードバイクでこけるのは初めてでちょっとショック.チャリへの被害はブレーキレバーが少し削れた程度で問題なし.
とりあえず走りだしたが、ぶつけた大腿骨の大転子付近がゴキゴキ痛む.加えてこの峠道は木が覆い被さり、気にして見ると苔だらけ.かなり神経を使って峠に辿り着く.この先も同じような峠が続くし*1、ダンプが多くなる道.帰りたくなったが、ここで帰ると50 kmしか走らないことになってちょっともったいない.峠の反対の街まで下って(登りよりもゆっくり、苦笑)、もう一度登り返して帰宅.それでやっと60 km.

*1:乾いてたら快適なんだけど

ジャパンカップでのサクソバンク出場選手

イェンス・フォイクト ←ルーラー.山岳もそこそこ
グスタフ・エリック・ラーション ←ルーラーだが、山岳もかなりいける
クリス・アンカー・ソレンセン ←クライマー
ニキ・ソレンセン ←なんでもできる
ラッセ・ボックマン ←よく知りません


このメンツだとクリスがエースかな?スプリント力は全然ないけれど、独走すれば勝機ありか.ニキは最終局面まで先頭に残るはず.最近レースにあまり出てないけれど、勝負強さではクリスより上だろう.彼で優勝狙いにいくのかもしれない.先月中旬のツアー・オブ・ミズーリで復帰したてのフォイクトさんはさすがに厳しいか.アシストに徹するのだろうな.ラーションもかなり登れるけれど、ワンデイでエース張るのは想像しにくい.ボックマンはよく知らない、、、、、


サクソバンクのレース出場予定をみると、ロンバルディアのメンバーは、フグルサング、クリス、ニキ、コロブネフ、ラーション、ルンド、ボックマン、フォイクトのようだ.ロンバルディメンバーからフグルサング、コロブネフ、ボックマンを除いたメンバーで来日.良好なコンディションでジャパンカップに臨めるんじゃないかな.


華はないし、突出したエースもいないけれども*1、個人的には非常に嬉しいメンツだ.なんたってフォイクトさんがいる!そして恥ずかしがり屋さんのクリスに、ラーション兄さんとニキ.いいねー.クローンやコロブネフを連れてこれば、より強力だったろうけれどもまあ良いです.楽しみだ.

*1:とは言え他チームもワンデイに抜きん出た選手は連れてこないみたいだから、可能性は結構あると思う