ジャパンカップ観戦

月火と出張.座って聞いているだけなのだが、業務と直接関係ない上、夜は飲まされてかなり消耗(逆に学会は疲れても、気分的には盛り上がってかなり楽しめるのだが).疲れが抜けぬまま水曜夜にサッカーに行ったら翌日から風邪気味、、、、、、低空飛行 orz


今回は同僚のドイツ人と観戦.彼は自転車競技も結構好きで、フォイクトも好き.でもドイツ人はメディアの影響か、誰も彼も自転車=ドーピングとすぐ言い出すのが玉にキズである(まあ否定できない事実ではある).


出発が遅れ、多気山の駐車場に着いたのは9時過ぎ.既にいっぱいで、ろまんちっく村に駐車.スタート地点に着いたのは9時半.駐輪場所探しでうろうろし、サクソバンクのスタートサインでは旗を振り損ない、スタート直後の観戦も人の波にはばまれてよく見えず.全てにおいて後手後手.やっぱ早くに来なきゃダメだよなぁ(今回はドイツ人同伴で、「ちょっとあいつ(と日本人)はクレージー」みたいな誤解されたくなかったので、あまり無理に引き回さず、苦笑)
選手の2周回目から古賀志の登りに移動.5周回目までカピバラさん御一行のちょっと下で応援した後、峠頂上から古賀志岩前の道路を迂回してコースを(だいたい)一周.


ラスト3周回、中坪付近で目の前でのフォイクトさんのアタックに興奮し、最終回はスタート直後の坂で応援.クリスが先頭を走っていてさらにヒートアップ.次の集団ではラーションがこっちに向かってボトルを投げてくれたのだけれども(恐らく)、あの大観衆の中でゲットするのは不可能.はなっから諦め.


クリスが先頭でゴールに入ってきてくれたのは嬉しかったですよー.
とりあえず興奮して、サクソバンクの選手がフィニッシュする度に.名前を叫びまくる.表彰式でも旗を掲げて、クリスに声援.ただのアホ男でした.
ちなみに表彰式待ちの際、なぜかモルコフとニキが人でギュウギュウの表彰台前を自転車で通過して行ったので、呼び止めて握手させてもらったのでした.
表彰式後は選手のところに押し掛ける気が湧かず、さっさと退散.来らっせ2で駐車場代分以上餃子を食べまくった.


ところで、、、、、私がジャパンカップに来るのはレースのスピード感を肌で感じたいから.鳥肌が立つような終盤のアタック、そのスピードはテレビでは分からない.先頭から千切れながら必死でゴールを目指す選手の姿も良い.応援は第一目的ではないし*1、レースを観戦に来ている訳でもない.観戦だったらオーロラビジョンの前で見ていればいいが、それならばテレビを見ていることと変わらない.
そういう意味ではやはりラスト2周回は古賀志の登りを見るべきだったと思う.今回は一周してそのままフィニッシュ付近にいることになってしまったが、そして運良くクリスが勝ったので喜ぶこともできたが、うーん、来年からは古賀志にいよう.フィニッシュよりも単独で古賀志を登るクリスの方を見たかった.そしてレースのスピードをもっと感じるため、Jツアーも見に行こう.


ちょっと気になったのだが、選手通過の合間(最後尾の車から露払い車まででだいたい15分くらい)に自転車で移動していたら、田野付近で「降りて歩け」と注意されてしまった.年々観客が増えていて、万が一の事故を防ぐための処置なのだろうけれども、車の通過しない15分間までも歩かせる意味はあるのだろうか?かなり疑問に思ったが、決まり事は絶対守るドイツ人ととっても真面目な(?)私のコンビだったので、係員が全くいない田野からの道*2も含め全部歩きました.
でも歩かせるのはやっぱり意味が分からない.レースの注意事項を見ても、自転車に乗る際は注意と書いてあるだけで、乗るなとは書いてない.明文化するほどの根拠はないけれど、規制しないと心配なのだろうな.悪く言えば日本的事なかれ主義なのだろうけれど、こういう厳しい線引きをしないと危険行為の可能性が排除できない以上、無意味な規制とは言えないかな.
いずれにせよ、レースを一生懸命運営している方々を一方的に批判はできないな.

*1:まあ第二目的かな.写真撮るよりは旗振ってる方が好きかな

*2:他の方々は皆乗ってましたが、意地で歩く.おかげで(?)ケスデパのボトルゲット