ツールを振り返って〜ベテランの活躍

今回は若手よりベテランの活躍、しかもエース級のいぶし銀の働きが目立ったと思いました.
ランディスはもちろんですが、特に目立っていたのはモロー、ライフェマー、ラスムッセン
ラスムッセンは16ステージで逃げるまではプロトンの先頭で山岳ポイントを稼ぐのみで、山岳賞を捨ててまでメンショフの総合をアシストするのかという勢いでした.
・モローは自分の方が格上なのに、デッセルを引き続けてた.
・そしてライフェマー.この人は表彰台、もしかしたら優勝しか狙ってなかったのかもしれません.第7ステージのTTで崩れた後、ピレネーで上位に戻ってきたのにも関わらず、何度も博打的な逃げを打っていました.結局最後吸収され、力尽き、一時期9位まで上げていた総合も13位まで落ちてしまいました.崩れた後、超人的な逃げでまたまた復活したランディスも凄かったですが、安全策でそこそこの総合上位で満足することを良しとせず、捨て身のアタックを繰り返していたライフェマーもカッコ良かったと思います.結果に結びつかなかったから目立たなかったけどねー.
この人、昨年のドーフィネでランダルーチェが別チームの選手にアシストされたことにブツブツ言ってて、あんまり潔い性格じゃないかと思ってましたが、結構好きになりました.ただディスカバに引き抜かれましたが、優勝狙える選手かなぁ、、、、、と思ってしまいます.ポポヴィッチを育てる方が確実かと思いますが、スポンサーの関係ですぐに(しかもアメリカ人の)結果が求められるのかもしれませんね.