昨日報道された工学系T研究室の実験結果に疑いがあること.1年くらい前、化学生命の友達から疑問がもたれていたことをチョイチョイ聞いてたけど、こんなことになるとは.確かにNature論文が取り下げられたりしてたけど、詳しい経緯は知らなかった.T先生の講義は4年夏学期に半年間とっていた.話も面白く、学習用に英語教材を配るなど熱心で好感を持った.あの先生が進んでデータ改ざんをするようには見えない.でもこの段階で無責任なことをいうのはよくないので、しばらく見守ることにする.
それはとにかく今回のことで調査結果を発表した面々、研究科長の平尾先生は応化で同じ化学系3学科、調査委員の長棟先生は同じ化生、このことについてインタビューに答えていた公綱先生は昨年まで化生所属.めちゃめちゃ身内ばっかりじゃないですか.本人達もやりにくいだろうし、公正にやっていても外部から何らかの疑いをもたれるのは免れ得ないと思う.こういう時はやっぱり独立調査機関が必要だと思います.