フランス旅行1日目その2〜Thurinsの補給地点

Thurinsの村には11時半に着きました.プロトンが来るまで少なくとも2時間はありますから、買い物とお昼.フランスの村はどこもそうでしたが、村の中心に教会があり、その前はだいたい駐車場になっています.そしてその周りにお店が集まっている.駐車場に車を停めると、雑貨屋さんが目に入ったのでそこで食糧を買い出し、村に一軒だけのレストランバーでお昼ご飯.ここの村はかなり英語が通じなかったけれど、どこでも誰か英語のしゃべれる人を呼んで通訳してくれます!親切.

ランチに食べた煮豚のビーン添え.ポークがフォークで崩れるくらい柔らかくとても美味しかった.
実は食べている最中にコフィディスの補給担当スタッフがお店に入ってきました.と、いうことはまだ大丈夫なのね.


ランチを食べたら車を置いて歩いて下の国道へ.国道に着くと何台かのチームカーが通り過ぎて行く.補給地点はまだ先?とりあえず歩く.10分ほどで、Ravitaillement(補給の意味)の看板.横にはケスデパのチームカーと居眠りするスタッフ.公式HPによると補給地点は全長1.5 km.他チームはまだ先かとそのまま進む.しばらく行くとリクイガス.中野さんが来ているはずだが見当たらない.
段々車が増えて来る.補給ゾーンの終盤でCSCの車を2台発見!しかしスタッフは寝ていた、、、、、

まあいいと、CSCカーの300mくらい先で待ち受ける.ジャージを着て、帽子を被り、歩いている途中拾った棒にCSCの旗をくくりつける.プロツールチームのジャージを来ている人はほとんどいなかったし、東洋人は私だけなのでかなり目立つ.補給ゾーンの人出は1.5 kmで100人くらい?少ないのかもしれないけど、ほとんど地元の人なのでしょう.3mくらいの畑の畦の上に立ち、数百m向こうからでもCSCの旗が見えるようする.

私以外で唯一プロツールジャージを着ていたFDJ応援団の3人組.2日後にもお会いしました(後述)


いつの間にか車の往来は途絶え、オフィシャルカーが頻繁に走り出す.急に空が暗くなり、雨が降り出したその時にやって来ました.逃げ!ヨーロッパレース初の生選手!なんとCSCの選手(マギー)がいる!大声で応援するも、補給を選別したまま気付かずに行ってしまう orz

逃げのカールストローム、ロッテルリー、マギー.


補給場所から300mでは補給に忙しくて気付いてもらえないと考え、さらに300mほど進んで補給ゾーンの外、選手からも見渡しやすいところへ移動.そうこうしているとさらに雨が激しくなる.しばらくするとヘリの音が聞こえ、向こうから集団がやって来る.先頭を引くのはゲロルシュタイナー、次いでなんとブラント君!生ブラント君ですよ!大声で名前を2回呼ぶも、気付かず行ってしまう orz

CSCの旗をブンブン振り回して応援するが、気付くCSC選手はいない.プロトンがすべて通過しようかという時、悠然と走るCSCの選手が手を振ってくれる!フォイクトさんですっ!大声で名前呼んで応援.ラブリー♡さすがフォイクトさん(しかし写真は撮っていなかった)



マッカートニー、、、はいいとしてポポヴィッチ口にコーラくわえて面白過ぎるんですけど.

クローンは気付いてくれないが、フルスマンスには妙に見られました.


ま、結局フォイクトさん以外は気付いてくれませんでした(後で連写した写真見たらフランクが気付いてたかもしれないけど).600mくらいじゃあ、補給を取り切るには近いんですかねぇ.その代わりCSCのチームカーは3台ともクラッション鳴らして応えてくれたが.
プロトンが通過した後、観戦していた人10人くらいが自転車にまたがって後を追う.サコシュ拾いみたいです.私も歩いて追ってみましたが、きれいに回収されていて何も残っていませんでした.この日の収穫は応援場所の周りに投げられたロットのサコシュ1つ(間違いなくブラント君ではない)とFDJのボトルひとつ.

反省点としては補給地点の1km先くらいじゃないと選手に気付いてもらえなさそうということと、サコシュを拾うなら人のいないところがいいということ.ただあんまし先に行くとCSCのサコシュを拾うこともできませんな.
それから最大の反省点は補給地点には車で来ること!補給地点はかなり路肩が広いところを選んである.車停め放題.村まで延々歩く必要は何もなかった.


気付くと回りには誰もいない.みなさん撤収早〜い.サンテティエンヌのゴール地点に行ったのか、家に帰ったのか.とぼとぼと村の駐車場まで40分近くかけて戻る.村のパン屋のパンが美味しそうだったので買うつもりだったが、3時半までレストラン以外は村中お昼休みみたいで静かなもの.15分待つのもなんなんで、発つことにする.どうしようかと思ったが、モン・スラン(Mt.Serin)でのテント泊に備えてとりあえずリヨンに戻ることにする.
リヨンでガスカートリッジと食糧を買い出し.それにしてもこの街は美しい.もとよりリヨンの美しさは聞いていたけど、想像以上でした.


買い出し後、高速道路でモン・スランへ.途中モンテリマール手前でスリップストリームのチームカーを見つけたのでそのまましばらくスリップストリーム走行で付いて行くが(オヤジギャグ)、夜間の140km/hは怖くて続けられず、先に行ってもらう.
さすがに眠くなって、オランジュ手前のサービスエリアで寝ることにする.4時半に起き、高速を下りてモン・スランへ.車で上った感じではヴァントューの登りは登り始め急傾斜、中間は緩く、最後にまた傾斜が出てくる感じですね.途中見た車は40台くらいでしょうか.モン・スランの車は10台程度、+オフィシャルの大型トレーラーが6台.山頂の道はところどころ凍っている.スタッドレス借りて良かった.柵の手前に車を停め、まだ6時で暗かったので車中でまた就寝.