谷川一ノ倉沢凹状岩壁

土曜久々に山登ってきました.前日の台風による土砂崩れ、増水といった影響はほとんどなかったものの、登ったルートが陽の差し込まないルンゼということで終始濡れていた.ま、これはよくあることなので問題ないのだが、前後のアプローチ(行きはテールリッッジ、帰りは北稜から衝立前沢)が非常に滑りやすく岩登りより緊張した.
私が岩登りを始めた4年前と比べても、一ノ倉沢に入る人数が減っているのを感じた.登る人も南稜や中央稜といったルートに集中している.幽ノ沢に至ってはほとんど人がいないのかもしれない.空いていた方が登りやすいのだが、なんだか寂しいですね.

核心部の垂壁から烏帽子スラブ方向を望む.写っているのは私でなくて、パートナー.



向いの滝沢スラブと二ルンゼ.曇天のおかげで涼しかった.



一昨年崩壊した6ピッチ目.周りと色が異なり緑白色になっているところがそれ.崩壊前の難度はIV級だったが、V+くらいになった気がする.