自転車が車道を走るには

Jehanneさん8/26記事:お願いだから
tannenbaumさん9/25記事:自転車事故目撃
Jehanneさん9/27記事:行政は今すぐ自転車専用道路を作れ
ここのところ自転車が車道を走ることを心配する意見が多いように思います.制度として、また国民全体として自転車のあり方を考え直すことがまず必要と思いますが、それが具現化するのは遠い先のことになりそうです.私は車道しか走らない人なのですが、車道しか走らなくなった2年前に比べてだいぶ危険と感じることも減りました.自分なりにいろいろ注意して工夫した結果で、果たしてそれがマナーとして、また法律的に正しいのかどうか分かりませんが、参考までに書いておきたいと思います.
・とにかく安全のため頻繁に前後確認することをお勧めします.信号が青に変わったときも前や横の車だけでなく、後ろの車も見ます.気のせいかもしれませんが、後ろを向くことによってドライバーに対する牽制になるのか、無理な追い抜きをされることも少なくなります.また走行中、特に路肩に駐車している車を避けつつ抜く際はちょっと手前から何度何度も振り向いて後続の車との距離を測ると良いです.全般的に振り向く回数が多ければ多いほど、車も無理な追い抜きをしないように感じます.
・手信号の活用も有効です.小学校等の講習で教わる自転車の手信号はやった方がいいです(と言っても左折と停止しか使いませんが).駐車車両の追い抜きで車道の真ん中にはみ出す場合等は、後続車両を手で制するとより安全です.またちょっと迷惑かな、と思ったり、親切にしてくれた車には軽く手を挙げて気持ちを示すと感じがいいと思います.
・動きの鈍い車の後ろにつく.バス等の大型車両は動きが遅いし、主婦の方が運転している車は安全運転なので安心できます.大型車でも宅配車両は急に止まるので注意が必要です.
・自分を抜かした車を抜き返さない.車にとって自転車を抜くことはやはりストレスになると思います.自分が運転する時もそう感じます.信号待ちでは小回りの効く自転車ならどんどん前に行くことができますが、そうすると同じ運転者に再度ストレスをかけることになってしまいます.ですから混雑していて、再び抜かされることはないという状況以外、信号待ちでも抜き返さないようにしています.
・駐車車両の横を通る時は、間隔を空けた方がいいです.安全確認しないで急に扉を開ける車は本当に多いです!ちなみに私はそういう時には怒鳴ります.感じ悪いのは分かっていますが、向こうにも気を付けさせなければならないので.
・測道から本線に入る車ですが、自転車を軽くみて無理矢理入ってくるケースが多いので、これも注意が必要です.私こういう時は(イタリア式に?)腕を下から上に振り上げるポーズをします.危ねーだろ!みたいな感じで.この2つは感じ悪いですね、、、、、
・できるだけ車線が余る広い道路を通るようにしています.
・自転車特有の格好をすると向こうも甘く見て来ない気がします.例えば、グローブ、サングラス、ヘルメット等をつけて後ろを振り向いた時の牽制効果はつけていないときより確実に高いです.でもnacoさんの記事だとヘルメットを被ってると追い抜き車両との間隔が狭まるらしいですね(オーストラリアでしたっけ?)、、、、、う〜ん、振り向いて牽制するからこその効果なんですかね〜.
・赤信号は無視しない(←メッセンジャーで守ってる人は見たことないけど).やはり自転車も法律、マナーを守って、「だから自転車乗りは、、、」と言わせないようにしたいですね(←でも私も自転車侵入禁止区間によく入ってる.重大な違反ですが、、、、、)


車はまず自転車を邪魔なものとみなしていると思いますが、こういうことをすることで自転車も意志ある存在と認識させることができるような気がします.単なる迷惑野郎より、同じように道路を使っている存在だと感じさせることが、道路を共有するための第一歩ではないでしょうか.


もっといい考え、方法を持っていらっしゃる方は是非教えて下さい.