たまには自転車とスキーから離れて



植物病原細菌P. syringaeが植物に分泌する病原性物質AvrPtoBは植物のプログラム細胞死(PCD)を抑制することが知られていましたが、それがAvrPtoBのユビキチンリガーゼ活性によるものという論文.さらにAvrPtoBと相互作用する植物側ユビキチン因子も同定している.非常に面白い.またこのAvrPtoB、酵母PCDも抑制することから真核生物ユニヴァーサルなPCDサプレッサーである.
それはいいとして、上記2報の論文、同じ研究室から同時に出している.出した先はScienceとPNASという高級誌.内容も少し変えているので問題はないのだが、う〜〜〜〜〜ん、1本になるだろ、と思ってしまいました.