ミラノ〜サンレモ

http://www.cyclingnews.com/road/2007/mar07/msr07/?id=results
フレイレ強かった!


CNより無断転載しました.


目先のことばかりでつらつら書いてみる.
・リッコ、いいパフォーマンスでした.既に定番となりつつあるジルベールとともに楽しませてくれました.2人ともそろそろビックレースで勝つところを見てみたい.
・リッコのお尻の左右についている赤丸がなんなのか気になる.最初キスマークのように見えて、笑ってました.
ベッティーニさんは残念無念.落車で後ろに残されて、だいーぶ脚を使ってしまいました.が、意地で前に戻り、その上自身の勝負は諦めボーネンのために先頭引っ張ってました.見上げたプロ魂です.
・昨日は本当に落車が多かった.放送開始前にも1回目の補給ゾーンでゲドンとJ.I.グティエレスが落車でリタイアしたらしいし、トゥルチノの下りでコントリーニ(ティンコフ)とフェルトラーニ(ケスデパ)がガードレールにぶつかってコントリーニがリアイア、2回目のフィードゾーンの後にもイノーとリッコが落車.ってリッコは落車してたのか!!!
放送開始後にはザノッティ(ユニベット)が落車、ベッティーニが遅れたけど、さすがCSCは前に4人残していた.その後ウェグマンだったかコップも落車.放送中大丈夫と言っていた気がするけど、ゲロルのHPはニュースの更新されてないから分からん.チプレッサの下りで逃げてたモレッタも電柱激突、脚が変にねじれていたのが気になる.脱臼?
→コップは鼻を骨折.モレッタは大腿骨折で今季終了.ブエルタなら出られるかも.
CSCオグレディのためにずいぶん仕事をしていました.昨年はシュレックがポッジォ手前で抜け出しましたが、やっぱりあれはオグオグがいなかったからなんだ.チプレッサから最後まで、常に先頭付近に位置し、シュレック、クローンの2人で頻繁に先頭を引いていました.クローン、骨折後なのにエラい!
CSCのスプリンター.ブレシェルは先頭集団でフィニッシュしましたが、アエドは10分遅れ.チプレッサで千切れた?
パリ〜ニースの時から気になってたのですが、昨年ツールからSLC-SL(サーベロソリストの新型)に乗っていたフランクとザブがソリスト・カーボンに戻っている.乗りにくい?何か欠陥があった?既にサーベロはR2.5バイヨンヌでやらかしているので、、、、、*1
・ランプレがあれだけ頑張って仕事してたのに、スプリントでは全然視界に入らなかった.バッランは後ろにミルラム引き連れ、何をしていたのか?ゴツいナポリターノっぽいのは見えたけど、10番以降?ベンナーティは全く見当たらず.
・昨日の勝負を決めたのはミルラムと、、、、、レイネスだと思います(笑).ミルラムツァベルがスピードを上げきれなかったのか(←スプリントするだけの脚を残しているし)、ぺ様がラストから優柔不断だったのか、或いは脚が売り切れてたのかは分かりませんが、ペタ様はラスト150m付近からツァベルの左斜め後ろに位置し、スピードも上がらない.とりあえず皆様のために前を引いてくれていた感じ.そしてレイネスはマキュアンオグレディの左側をずっと塞いで前に行けないようにしていた.マキュアンの脚が売り切れていた可能性もありますが、レイネスがいなければマキュアンは塞がれずに仕掛けられた可能性があります.フレイレペタッキの左に抜けたことで前が空き、やっと加速できましたが時既に遅し.オグレディは前(マキュアンツァベル)も横(レイネス)も塞がれて全く仕掛けられず.
・そしてディヴィスはレイネスがぴったり張り付いていてくれたおかげであいた空間を、緩い右カーブの終わるラスト250mから前に上がり、喝を入れ(るふり?をし)つつ上手にフタをしたベーロに一旦阻まれるものの、上手くフレイレの後ろにつき、そのままフレイレについて2位に.
・ベーロはやっぱりフタするのが上手い(笑)最後引っ張るのはツァベルよりこの人の方が良いんじゃないかなぁ.いずれにせよミルラムは誰で勝負すべきだったのか微妙ですが.ペタッキはラスト150mあればいいのだから、ベーロも最後180mまで引いたのならツァベルはそもそも要らなかったんじゃないかと思わないでもない.
・それよりも何よりもフレイレの加速力は素晴らしかったと思います.ペタッキの後ろにつけたとかそういう理由でなく、やはり一番強かったと思う.


おめでとうございます!


マキュアンのスプリントフォームはいつもきれいだと思うのですが、フレイレも負けず劣らずきれいだと思う.ディヴィスはいつも5位とか6位なので気にしてなかったのですが、この人もきれい.オグレディも含めて、皆体格小さい選手なのですが、上体が固定されたきれいなスプリントは小さい選手の特質なのかな?
・そうそう、解説のサッシャさんはいつも通り面白いながら、やはり永井さんはイタリア選手とイタリアのレースに詳しい!イタリアレースは永井さん必須です♪
・そして、フレイレシャンパンかけた瞬間、近くに陣取るカメラマンがいっせいに自分のカメラを体でガードしていたのが笑えました.シャンパンファイトの度に、優勝者とカメラマンとの間であんな駆け引き(違)が繰り広げられているのですね.

*1:一部製品でダウンチューブがヘッドから外れる欠陥が見つかり、回収.後継R3の上市もあり、生産・販売中止.2004年の一年間だけで消えた