心配なこと

リベルティーのドーピング話が出た時に心配になったことは、CSCには旧リベルティー(オンセ)に所属していた選手が多いこと.現所属選手ではサストレ、ヴェンデヴェルド、クエスタ、ルッテンベルガー、ペーロン.元選手では知っている限りL.ジャラベール、ヤクシェがいます.オンセがドーピングしていたと証明されたわけではありませんが、もし組織ぐるみでしていたなら、所属選手は知っているはずです.今が潔白なら、かつてやっていたとしても不問なのでしょうか.またCSCもドーピング疑惑をかけられていましたが、パリ〜ルーベの時にCSC関係者と思しき人が洗浄済み注射器を廃棄していたという話はどうなったのでしょうか(単なるビタミン注射って可能性もありますが).チームぐるみでやっていたとしたら、所属選手も全員知っているわけで、そうしたらあの高潔なフォイクトさんが許す訳ないし、チームから出て行くよなぁ、、、、、と思って、それはないと思っている、いや思いたい、、、、、.


ちなみに本当にサイス監督が組織的なドーピングを行っていたとしたら、ヴィノや、カシェキン、ヤコブレフらの新加入選手も打診を受けているはずですね.そういった場合選手としてはどのように対応しているのか、そしてどのように対応すべきなのでしょうか.大変狭い世界のようですから、告発した場合は自転車競技から爪弾きにされそうで、断ることはできても告発はできないのかもしれません.


本日のasahi.comでランスの元チームメート2人がEPOの使用を告白したとありました.そうかそうか、でもランスがドーピングしていたと証言されたわけではないし、、、、、と思っていたところにnacoさんのところでより詳細にレポートされていて愕然.
私は「ただマイヨジョーヌのためだけに」や「毎秒が生きるチャンス」を読んで、ランスがドーピングをするはずがないと思っていたので、大変混乱しています.
この度のチクリッシモ2巻の中でランスがドーピングしていたことを断定的に書いていたたフランス人ジャーナリストの文章を読んでうんざりしましたが、これまで砂田さん本人によるランスがドーピングしていたことを疑うような文章を一度も見たことがなかったので、なぜ砂田さんがこのような一面的な文章を掲載しているのか少々不思議に思っていました.自転車に深く関わっている人達の間ではもっと深い情報が出回っているでしょうし、私のような一般人の知らないような周知の話があるのかもしれません.いずれにせよ大変ショックでした(←いえ、まだランスはドーピングしてないと思ってますが).
こんなことで右往左往していることからも、一歩引いて、物事の本質を見つめようとする姿勢が足りてません.