ライヒSL金メダル!

順位表  ニュース記事
ライブで見たのは1本目だけ.ライヒとパランダーはさすが常時W杯で上位に入っているだけあって安定した滑り(ライヒは最初ちょっと危なかったけど).皆川は0.07差の3位に入りましたが、攻めてた分不安定極まりない.10回滑ってコースアウト8回、完走2回くらいの感じでした.2本目は見てませんが,4位に入ったのは惜しかったというより、大健闘だったと思います.それにしても、ヴィダルは前日に骨折(そのまま引退)、ロッカとリゲティは1本目コースアウト、パランダーも2本目失格.他にもフォーゲル、ティソ、マリオ・マット、ラルッソン、D.アルブレヒト、ミラーあたりの入賞の常連がことごとくコースアウトなのは荒れ過ぎですね.コース状況はよく分からなかったのですが,旗門設定が難しかったのでしょうか.そんな中でライヒは2本ともトップタイムを出したのはさすがです.湯浅はホント、コースアウトor入賞かっていう(笑)、いやその入賞をオリンピックに持ってくるあたり大物なのでしょうか.
2位にはヘルブスト、3位にシェーンフェルダー.2人とも良い選手ですが、今季の成績はパッとしなくて、メダル候補とはあまり見なされてはいませんでした.シェーンフェルダーは何季か前のW杯SLチャンピオンですが、それでも意外.KBの銅メダルは順当でしょうが、こういうの大舞台に強いって言うのでしょうか(笑).
とにかくライヒやりましたね!GSとあわせて2冠です.KBで金メダルを逃したのはもったいなかったですが,個人的に(最も競争が激しくて)最もとってほしかったSLで金を獲ってくれたのでとても嬉しく思います.
今季は1本目トップタイムを出しながら2本目失敗することが多かったのですが、2本目最終の時点で1位、2位が同じ国のヘルブスト、シェーンフェルダーだったのでいくらかリラックスできたのだと思います.また特に技術系でオーストリアを独りで引っ張ってきた感があり、プレッシャーもきつかったのかもしれません.こういうのもある意味仲間からのアシストと言えるのかもしれません.