アルペンW杯アールボーデン

ライヒGSで今季2勝目、総合トップに.ロッカSL開幕4連勝.
昨日仙台から帰ってテレビをつけたらSL第4戦のちょうど2本目をやっていました.
順位
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前半緩斜面の攻めいやすいコース設定から一転、後半急斜面はポール間隔も短く左右に振られる難しい設定.ブレーキをかけ過ぎてタイムロスする人が続出でした.1本目トップタイムはSL開幕3連勝中のジョルジオ・ロッカ.開幕から3戦連続して1本目トップタイムだったものの2本目に失敗し続けていた(コースアウト、フィニッシュ直前の失敗で2位、コースアウト)ベンジャミン・ライヒは4位.2位は今季絶好調の21歳リゲティ、3位はパランダー.
私がテレビをつけた時は1本目26位だったダニエル・アルブレヒトが上手く滑ってトップタイム.コース設定の難しさからその後に滑る選手(1本目タイムが悪い順に滑るので、アルブレヒトよりタイムが良かった選手)達はなかなかそのタイムを上回れない.1本目14位だったヘルブストがやっとこのタイムを塗り替え、その後の選手はさすがに上手く、次々とタイムを塗り替える.1本目6位の佐々木は後半急斜面でスリップ転倒し、コースアウト.天才だなぁ、とも思うけれどその分安定感がいまいち.次のコステリッツもコースアウト.
ライヒは安定感はあったものの、急斜面に入る前に少しブレーキがかかってしまった.トップタイムを塗り替えるもロッカを上回るのは難しいそう.パランダーは失敗.リゲティーは前半かなり態勢を崩しながらトップフィニッシュ.こいつすげぇ!と思ったらさらに凄いのはロッカ.前半緩斜面で態勢を崩しつつも軽やかに滑り切り、タイム差を広げてフィニッシュ.圧勝でした.結局優勝はロッカで開幕4連勝!2位はリゲティ(今季3回目の表彰台)、3位はライヒ.もうロッカは止められない!って感じですね.

ちなみに前日行なわれたGSではライヒが今季2勝目を上げました.
順位表
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これで総合では606Pでライヒがトップに立ちました.2位は489Pでミラーとラルヴェス、4位470Pのワルヒホッファー、5位456Pのスヴィンダール、6位436Pでロッカ、7位419PでH.マイヤー、8位413Pのシュトローブル、9位375Pブッシェル、10位373Pでオーモットです.
総合順位