一つ上の先輩が

Cellの最新号の論文.インシュリンレセプター系(PI3K-1、Torなど)、caspase-8に引き続いてアポトーシス系によるオートファジー制御の論文.これだけたくさん出てくると、どれか違うんじゃない?と思ってくる.生命システムは複雑だけど、ここまで複雑に制御するものなのか.


で、この論文が1つ上の先輩の実験机に置いてあったので、どう思います?とちょっと話かけてみたら、何やらよく分からないことをブツブツと、、、、、
話は変わって、私単純作業にはまり込んでしまうと頭を使うことを放棄してしまいますが、研究でこの悪癖が出ることもしばしば.なんかこのことを指摘されているのかなぁ、と思ったのですが、どうもさにあらずのような.何やらその先輩の研究の進め方について教授から小言を食らったようで、その愚痴だったようです.正直教授の言うことの方が間違っている気がするので、ちょっとかわいそうでした.愚痴っぽくなりやすい人だけど、その愚痴っぽいのはその人のためにも良くないし、というかむしろ元気はつらつで周囲に迷惑ふりまくくらいの方が(まあそれはつまり迷惑なんだけど)好ましいくらいに思うので、あまり元気がない姿をみるのはいたたまれないです.

夜に教授から電話.いつも通り回りくどくって、かなり決めつけが入っている話だったけど全体の傾向として好意的な話だったのでまあいいかな.と、いうか何か上の先輩が愚痴っていたこととつながるような話だった気もします.そんなに心配しなくてもいいですよ、とどちらにも言いたい感じ.お互い気にし過ぎては良くない方向に進みかねない気もします.