アルペンW杯アーデルボーデン(スイス)SL

http://www.fis-ski.com/uk/604/610.html?sector=AL&raceid=52342
昨年に比べればマシなものの、相変わらずの悪そうな雪.ヨーロッパは今年も雪不足のようです.温暖化でそろそろ低緯度地方はスキーが難しくなってきたのでしょうか.
いつもながらアーデルボーデンは難しい斜面で見ている分には面白い.
昨年は悪雪も相まって60番スタートのマルク・ベルトー (Sui) が鮮烈な優勝を飾ったのでした.そんなベルトーは前日のGSでW杯2勝目を挙げ、2位には今年に入って急激に成績を出し始めたダニエル・アルブレヒト (Sui).開幕戦のSLで優勝したジニ (Sui) と合わせて地元スイスの期待は高まります.が、、、3人とも1本目コースアウト orz
代わって上位に入ったのはベテラン勢.マット (Aut)、ライヒ (Aut)、シェーンフェルダー (Aut)、コステリッツ (Cro)が1, 2, 4, 6位.まだ23歳なんだけど、ここのところ随分風格の出てきたノイロイター (Ger) が3位、安定感抜群のメルグ (Ita) が5位.いつものメンツと言えばいつものメンツだけれども、好きな顔が並んだので個人的に嬉しかった.ノイロイターとライヒの2本目の滑りは素晴らしかった.マットも途中バランスを崩しかけたけれど、1本目の0.49秒の貯金を何とか保って優勝.ライヒ好きとしては残念だけど、まあマットならいいか.
佐々木は1本目21番スタートながら0.45秒差の6位につけたのですが、終盤の急斜面でスリップ orz
皆川は1本目の途中でスリップ orz
佐々木は遂に復活かぁ!?と期待されたので、残念.皆川もなかなかポイント稼げず残念でした.


ちなみに気になるのが、ライヒのフィニッシュ.他の選手は最後のポールが終わった後フィニッシュライン際でもがくのですが、ライヒは比較的早めに軽く身体を前に突き出してライン上はスーッと入っていく感じ.もがいて加速する分もあればロスする分もあるでしょうけれども、映像見ているともう一歩分もがいた方が稼げる気がしますが、、、、、