CSCのアンチドーピングプロジェクト

http://team-csc.com/ny_news.asp?lang=uk&n_id=1125
http://www.cyclingnews.com/news.php?id=news/2006/nov06/nov13news2
コペンハーゲンのビスペピエ総合病院(どーでもいいですが、この病院デカイです)のダムスガード博士の協力のもと、アンチドーピングプログラムを行う.
・今年の12月4日より南アフリカで行われるトレーニングキャンプから1年間に渡ってCSCの選手からサンプルを集め、800近くの包括的なテストをする.
・各種薬物、輸血の有無、ホルモン変化を検査するが、DNAチェックは行わない.オペラシオン・プエルトのような場合でしかDNAを解析する意味はないから(そりゃそーだ)
・検査結果はUCIやWADAの要求に応じて開示する.シーズン終了後にはマスコミにも公開予定.
・検査にかかる費用は50万ユーロ(7500万円)以上.(CSCのチーム運営費って年間10億円のはずだが、そこから捻出してるのでしょうか?)
・かなり進んだプログラムであり、アンチドーピングのパイオニアとなるものである.
CSCの選手安全と健康を守り、選手の信頼性を保証するものである.
・このプログラムによって自転車レース界のみならずスポーツ全体の取り組みを促進し、よりクリーンなものとなるよう貢献していきたい.
検査というものはたくさんやればいいものではなく、検査の質が問われるものですが、自分たちだけが良ければいいのではなく、スポーツ界全体に同じ取り組みを広めたいという意志には、検査の信頼性に対する自信と共に、スポーツ全体に内在するドーピング問題への危機感を感じますねー.まあ口ばっかりで終わらないで、やり抜いて下さることを期待します.