ヴァルディゼールでの複合

昨夜録画放送、2本目SLだけ見ました.
今季複合第1戦.結果は12日に既に書いておりますこちらも).複合見るのは初めてだと思います.長野でマリオ・ライターが金メダルとったのは見たけれども、あの時は2本目のDHしか見てません(しかもよく覚えてない).
今回は1本目がDH、2本目がSL.とりあえずトップ選手のレースでこんなひどいザマを見るのはびっくり.DH1本目では当然高速系の選手が上位に来て先に滑るのですが、SLでの彼らのぎこちないこと(もちろんSLスペシャリストに比べればの話ですが).スキーが振られるは、ブレーキ掛けすぎるは、タイミングは合わないは、で、結局コースアウトしたり、こけたり、、、、、スヴィンダールオーモットといったオールラウンダーが苦もなく柔らか〜く滑るのになぜか驚いてしまう.しかしそれを上回るSLスペシャリスト、シェーンフェルダー、マリオ・マット、イヴィツァ・コステリッツの滑り.柔軟さ、滑らかさが桁違い.美しい!と思ってしまう.唯一滑走後のシェーンフェルダーのパフォーマンスに"おっさん"を感じましたが.まだ28のくせに(笑).ま、スキーウェアを脱げば奴はおっさん、しかも二昔くらい前の雰囲気だな.
が、更に驚きなのがワルヒホッファー.バリバリの高速系のくせに、GSですらたまに2本目に進めるくらいのくせにあの柔らかい滑り.参りました.
デファーゴ、こいつも高速系のくせに攻めてトップでフィニッシュ.フィニッシュ後の雄叫びにおもいっきり共感してしまいましたが、後の検査でスキー板が違反となり(ビンディングが10分の数ミリ高かっただけだが、、、)、失格.
ライヒはなんかどうしようもなく上手く行かない感じ.昨年のW杯総合、世界選のSLチャンピオンなのにフィニッシュ前、微妙にタイミングが合わなくなっていました.ライヒらしくもなく、安定感がない.トリノの金メダルは厳しいかもしれないと感じました.